権限・セキュリティ権限セキュリティチームシート必読
チームメンバーの権限設定
ロールごとにできること・できないことを確認し、チームメンバーや外部の協力者を安全に招待しましょう。
約6分 2026年10月13日に更新
ロールをひと言で
- オーナー(owner) — プロジェクトのすべての権限を持ちます。メンバーの管理やプロジェクトの削除ができます。
- 管理者(admin) — ownerとほぼ同じです。メンバーの招待・ロールの変更・プロジェクト設定まで行えますが、adminの指定、他のadminのロール変更と削除、プロジェクトの削除はowner専用です。
- メンバー(member) — タスク、ドキュメント、データベース、チャットを閲覧・編集できます。プロジェクト自体の設定や削除はできません。
- 読み取り専用(viewer) — 内容の閲覧のみできます。外部のレビュアーを招待する場合に適しています。
上の4つはプロジェクトのロールです。チーム(組織)にも同じ名前のロールが別にあり、意味が異なります — 次のセクションで区別して説明します。
チームのロールとプロジェクトのロールは別の軸です
- プロジェクトのロール — プロジェクト設定 → メンバー管理で決めます。そのプロジェクトの中で何ができるかだけを決定します(owner・admin・member・viewer)。
- チームのロール — 設定 → チームで決めます。チームの名簿・招待・シート・お支払い・所有権といったチーム管理の権限を決定します(オーナー・管理者・メンバー・読み取り専用・ゲスト)。
- チームに参加しただけでは、チームのプロジェクトは開けません。 チームのロールのうち、プロジェクトを自動的に開けるのはチームのオーナーと管理者だけで、そのとき付与されるプロジェクトのロールはadminです(プロジェクトの削除や所有権の移転を担うownerに上がることはありません)。
- チームのメンバー・読み取り専用・ゲストは、プロジェクトごとに個別に招待される必要があります。招待されるまでは、そのプロジェクトは一覧にも表示されず、URLから直接アクセスしても開けません。
- チームのロールだけでプロジェクトに入っている人(チームのオーナー・管理者)は、プロジェクトのメンバー一覧に「チーム設定で管理」と表示されます。プロジェクト側では、その人のロールの変更や削除はできません。
- 1人が2つの軸を同時に持ちます。チームではメンバーでも、あるプロジェクトではownerということもあります。プロジェクトでの実際の権限は、直接招待されたロールと、チームのロールから派生したロールのうち高いほうです。
- チームのオーナー・管理者を特定のプロジェクトでviewerに指定しても、アクセスを絞ることはできません — いつでもメンバー一覧を変更できる立場なので、その指定はセキュリティ境界になりません。本当に分けておくべき資料は、別のチーム(または個人プロジェクト)に置いてください。
ここを取り違えても、症状は表に出にくいものです。チームの管理者は招待を済ませたつもりでも、招待された人には空の画面が表示されます — エラーも通知も残りません。チームに招待した人は、プロジェクトにも一緒に追加してください。
ロール別の権限マトリクス
| owner | admin | member | viewer | |
|---|---|---|---|---|
| プロジェクト設定プロジェクトの削除はownerのみ | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 |
| メンバーの招待・ロールの変更招待とロールの変更はadmin以上です。adminができるのはMember・Viewerに対してのみで、adminの指定・変更・削除はowner専用です | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 |
| タスクの作成・編集・移動 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| Wikiページの作成・編集ページのロックの設定・解除と、ロックされたページの編集はadmin以上です | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| コメントの投稿タスク・ページ・データベース | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| チャットのメッセージ・投票チャットは意図的に開放されています。viewerもチャンネルに投稿したり、投票を作成したりできます | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
| データベースのレコード・フィールドの変更 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| ページの外部公開プロジェクトのownerが有料プラン(ストレージ 20GB・ストレージ 100GB・買い切りライセンス)の場合のみ、member以上が公開できます | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| 閲覧(表示) | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
✓ = 可能、✗ = 不可。ロールを変更すると、次の操作から新しい権限が適用されます。
チームのロールとシート
| owner | admin | member | viewer | guest | |
|---|---|---|---|---|---|
| チーム設定・メンバーの招待・ロールの変更管理者も新しい管理者を任命できます。ただし、他の管理者を降格・無効化できるのはオーナーだけです | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 |
| お支払い金額・所有権の移転・チームの削除チームの管理者が確認できるのはシート使用量までです | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
| チームの名簿・チームのプロジェクト一覧の閲覧ゲストは招待されたプロジェクトだけを閲覧でき、チーム全体は見られません | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
| チームのプロジェクトへの自動アクセスその他のロールは、プロジェクトごとに個別に招待される必要があります | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 |
| シートの消費(料金が発生する枠)シートを使わないのはゲストだけです | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
- シートは、チームが料金を支払う枠です。 設定画面のシート使用量と請求数量は、どちらも実際にチームに参加しているアクティブなメンバーのうち、シートを使う人の数です(ゲストを除く)。まだ承諾されていない招待は含まれません — 招待を送っただけでは料金は増えません。
- ただし、招待を送るときだけは、保留中の招待も合わせて数えて空きを確認します。シートが埋まっているチームでは、新しい招待を送れません — すでに送った招待がすべて承諾されると、シートが足りなくなるためです。実際にシートを使うかどうかは、相手が承諾した時点で改めて判定するため、その間に誰かが抜ければ通過し、誰かが加われば拒否されることがあります。
- ⚠️ チームのメンバーと読み取り専用はシートを使いますが、アクセスできるプロジェクトは0です。 チームにだけ追加してプロジェクトに追加しないと、その人の分の料金は発生しているのに、画面には何も表示されません。
- ゲストはシートを使わない代わりに、アクセスできる範囲が限られます — 指定されたプロジェクトだけが表示され、チームの名簿や他のプロジェクトの一覧は表示されません。
- シートを一度も購入したことのないチームは、お試しシート3席から始まります。その範囲でチーム機能を試せますが、プランの上限はそれぞれの個人プランに従います。
- チームの契約が終了したり、シートの料金が未払いになったりしてチームが読み取り専用になると、チームのプロジェクトでのロールはすべて読み取り専用に下がります。閲覧とエクスポートは引き続き行えます — データがロックされることはありません。
✓ = 可能、✗ = 不可。チームのロールは設定 → チームで変更します。プロジェクトのロールとは列が異なる点に注意してください — ゲストはチームのロールにしかありません。
ロールの変更
1
プロジェクト → 設定 → メンバー管理
ロールを変更できるのはowner・adminだけです。メンバー一覧の横にあるロールのドロップダウンで選びます。
2
ロールを選択
admin・member・viewerから選びます。ownerのロールと自分自身のロールは変更できず、adminを指定したりadminのロールを変更したりできるのはownerだけです。
注意プロジェクトには、少なくとも1人のownerが必要です。最後のownerはプロジェクトから退出できません — 案内が表示され、操作はブロックされます。
3
変更の結果
権限の変更はすぐに反映されます。影響を受けるユーザーには、次の操作から新しい権限が適用されます。
参考変更の通知が、該当するユーザーに自動で送信されます。
権限の確実な適用
- ログインしていないユーザーは、非公開プロジェクトにアクセスできません。
- 読み取り専用のユーザーは、内容を閲覧できますが編集はできません。
- プロジェクトの設定はadmin以上が、プロジェクトの削除はownerだけが行えます。
- 公開リンクで共有したドキュメントは、プロジェクトのメンバーでなくても閲覧できますが、編集はできません。
- カレンダーの個人の予定は、プロジェクトに属しません。作成した本人だけが閲覧でき、チームメンバーはもちろん、システム管理者にも表示されません。ただし、参加者として招待した人はその予定を見られます。
権限は画面の表示だけでなく、実際の操作リクエストにも同じように適用されます。
権限の使い分けパターン — 安全な外部コラボレーション
- 外部のレビュアー → viewerとして招待 → タスク・Wiki・データベースは閲覧のみで、コメントもできません。ただしチャットは開放されているので、意見はチャンネルで受け取ってもかまいません(ドキュメントに痕跡を残さないことが目的なら、チャンネルへの招待から外してください)
- チーム外の協力会社 → チームのゲストとして招待 → 指定したプロジェクトだけが開き、シートを使いません(チームの名簿やチームのプロジェクト一覧は表示されません)
- 一時的な協力者 → memberとして招待 → 作業が終わったらviewerに降格(削除する代わりに、本人の作成履歴を保持)
- 公開ページ →
publish-pagesガイドを参照(ストレージ 20GB・ストレージ 100GB・買い切りライセンスの有料プラン、別途外部URLを発行) - 外部フォームでの回答収集 → 公開フォームで申し込みやフィードバックを受け付け(ログイン不要)